画像SEOとは?効果や最適化するポイント、注意点を解説

昨今、WebサイトのSEO対策で重要視されている要素の一つが「画像SEO」です。進化し続ける検索エンジンのアルゴリズムを理解し、画像SEOを最適化することで、検索結果上での露出機会を広げられる可能性があります。

本記事では、画像SEOの概要や取り組みに期待できる効果について詳しく解説します。画像SEOを最適化するポイントや注意点も紹介しますので、参考にしてください。

1.画像SEOとは?

画像SEOとは、検索エンジンが画像に含まれる情報を正しく認識・評価できるように最適化する施策のことです。検索エンジンは画像のファイル名やalt属性などを分析して内容を判断しており、各要素を適切に最適化した画像は、画像検索や検索結果上での露出に影響を与える可能性があります。

検索エンジンのGoogleは、ユーザーがWeb上の画像を検索できる機能・サービスとして、テキスト検索結果画像やGoogle画像検索などを提供しています。画像SEOのベストプラクティスについて理解を深めたい方は、以下のGoogle公式ホームページをご確認ください。

参考:Google Search Central「画像のSEOベスト プラクティス

2.画像SEOを取り組むことで得られる効果

画像SEOの最適化に取り組むことで、以下2点の効果が期待できます。

  • 画像検索からの流入増加
  • ユーザー体験(UX)の向上

それぞれの項目について、詳しく見ていきましょう。

2-1.画像検索からの流入増加

Googleでは画像タブから画像の検索ができます。画像SEOを最適化することで、画像検索結果において自社サイトの画像が表示されやすくなる可能性があります。

また、キーワード検索においても、ユーザーが検索エンジンに入力した文字列によっては、画像が一覧で表示されることがあります。画像のニーズが高いキーワードは表示されやすい傾向にあり、例として「フロー図」「カスタマージャーニーマップ」などが挙げられます。

表示される画像がユーザーの目を惹くアイキャッチやわかりやすい図解の場合、Webサイトへのさらなる流入効果が期待できるでしょう。

2-2.ユーザー体験の向上

画像SEOに取り組むことで、ユーザーの興味関心を惹きつけられます。情報の収集・理解に役立つ画像を掲載した場合、検索キーワードの分野における自社の信頼性担保が可能です。

また、Webサイトに画像を使用すると、ユーザーのコンテンツ滞在時間が長くなるという見方もあります。記事の内容を可視化できる画像をページ内に用いることで、滞在時間をさらに延ばせる可能性があるでしょう。

画像を通じたUX向上は、サイト全体の評価に影響を与える可能性があり、その結果としてユニバーサル検索での露出機会が増えるケースも考えられます。

3.画像SEOを最適化するポイント

画像SEOに闇雲に取り組んでも、期待通りの効果は得られません。画像SEOの最適化について、押さえておきたい7つのポイントを解説しますので、事前に理解を深めておきましょう。

3-1.オリジナル画像を使用

画像SEOを最適化する際は、オリジナル画像を使用するのが基本です。

前提として、第三者が作成した画像の無断転載は認められず、著作権侵害のリスクが伴うため注意が必要です。フリー画像自体が直ちに評価されないわけではありませんが、独自性の高いオリジナル画像の方が、検索結果上で差別化につながりやすい傾向があります。

オリジナル画像の代表的な作成方法は、以下のとおりです。

  • 既存の画像にロゴやテキストを入れる
  • 自社で写真を撮影・編集する
  • 編集ソフト(PhotoshopやCanva)でインフォグラフィック・図解を作成する

画像を自社で用意するのが難しい場合は、画像の作成を手掛ける会社への依頼も検討しましょう。

3-2.記事の内容と関連した画像にする

記事の内容と関連した画像を使用することも、重要なポイントの一つです。検索エンジンは、画像のキャプションや周辺の関連テキストからも、画像に含まれる情報を読み取れます。そのため、記事の内容と関連した画像を選定するように意識しましょう。

具体的には、以下のような画像がおすすめです。

  • 記事の見出しに合った画像
  • 情報を視覚的に捉えやすいインフォグラフィック・図解
  • 実例やスクリーンショット

記事の内容に関連した画像の使用は、Webサイトの検索順位をキープすることにも役立ちます。ユーザーが読んでいるテキストに関連した画像を使うことで、画像が情報の補完的な役割を果たし、ページの離脱を防げるためです。

少なくとも、提供するコンテンツと無関係の画像を使用することは避けましょう。たとえば、マーケティングの記事に食事や動物の写真を使うと、ユーザーが離脱する原因になり得ます。

3-3.画質や読み込み速度が最適化された画像にする

画像SEOでは、画質や読み込み速度が最適化された画像の使用が推奨されます。不明瞭で情報を把握しにくい画像よりも、高画質のものの方がユーザーの興味関心を惹きつけられるためです。また、色鮮やかで目立つ画像は、サムネイル表示された際の流入増加も期待できるでしょう。

ただし、高画質の画像を使用する際は、読み込み速度に注意が必要です。画像のファイルが大きいあまり、ページ全体が重くなって表示が遅れる可能性があります。最新の専門技術を活用しながら画質・読み込み速度を最適化し、ユーザー体験の向上を図りましょう。

3-4.構造化データを追加する

構造化データとは、Webサイトの情報をさまざまなサイトで活用できるように標準化したデータ形式のことです。構造化データを追加すると、画像がGoogleの画像検索で「ページと関連性の高い情報」として検索ユーザーに表示される可能性があります。自社のWebサイトにターゲット層を取り込む方法の一つとして、効果的といえるでしょう。

ただし、構造化データの追加は、各ガイドラインに則って行う必要があります。ガイドラインに準拠していないものは、ユーザーの検索結果ページに表示されないケースもあるため注意しましょう。

3-5.適切なalt属性(代替テキスト)を設定する

alt属性(代替テキスト)は、何らかの事情で画像を表示できない・確認できない場合に、情報を補完する役割を果たします。たとえば、通信環境が悪いときや、スクリーンリーダーのユーザーが情報を得る場面で役立ちます。

画像SEOにおいては、画像検索でWebサイトを上位表示させる効果が期待できるほか、画像をリンクとして使う場合のアンカーテキストとしても利用可能です。

alt属性を設定する際は、画像に含まれる情報を的確かつ簡潔に記述し、主要キーワードを違和感なく含めることが重要です。キーワードを羅列するだけのalt属性は、ユーザー体験の低下を招くだけでなく、Webサイトがスパムとみなされる恐れもあるため注意しましょう。

3-6.わかりやすいファイル名にする

Googleは、画像に含まれる情報を判断する際にファイル名を利用することがあります。画像ナンバーや撮影日時が含まれた「IMG_005.jpg」などの一般的なファイル名ではなく、画像の内容を簡潔に示す情報を英単語で表記しましょう。

たとえば「お気に入りの場所」というファイル名にする場合は「my-favorite-place.jpg」と表記するのが適切です。単語を「ー(ハイフン)」で区切ると、Googleの画像検索結果などで有利にはたらく可能性があるでしょう。

画像の取り扱い枚数が多く、管理が難しい場合は、名前指定を自動化できるサービスを利用するのも一つの選択肢です。

3-7.適切な画像サイズ・ファイル形式にする

画像サイズが大きいと、ページを読み込むスピードが遅くなり、ユーザー体験やSEO評価の低下を招く恐れがあるため注意が必要です。Googleが提供するWebパフォーマンス診断ツール「Lighthouse」では、ページ全体の転送量が大きい場合に改善点として指摘されることがあります。目安は、ページ全体で約1.6MB前後が参考値です。

また、最適な画像サイズは使用するデバイスによって異なることから、レスポンシブ画像にすることも重要です。レスポンシブ画像に対応すると、スマートフォンでは容量を抑えた画像、パソコンでは高解像度の画像を表示でき、ユーザー体験の向上が見込めます。

ファイル形式は、Google検索でサポートされている「JPEG」「GIF」「BMP」などを使用するとよいでしょう。

参考:Chrome for Developers 「Lighthouse 過大なネットワーク ペイロードの回避

4.画像SEOを行う際の注意点

画像SEOを行う際に、注意すべきポイントがいくつかあります。画像SEOの効果を最大化するために欠かせない、3つの注意点を詳しく見ていきましょう。

4-1.著作権・肖像権侵害に気を付ける

まず忘れてはいけないのが、画像の著作権・肖像権の侵害に注意することです。第三者が作成したWeb上の画像には著作権があり、無断で使用すると、法的な問題に発展する恐れがあります。フリー素材として配布されている画像の場合も、加工や商用利用の可否について、規約を事前に確認しておきましょう。

画像に人物が写っている場合は、肖像権にも注意が必要です。画像を商用利用する場合、肖像権の許可書の取得が求められるケースがあります。

著作権・肖像権侵害は法的リスクを伴うだけでなく、サイトの信頼性低下を通じて、間接的に検索評価へ影響する可能性も考えられます。

4-2.画質が悪い画像は使わない

画質が悪い画像を使用すると、記事の品質が低下してユーザーの信頼を失う可能性があります。ユーザーがWebサイトから離脱し、検索エンジンから低評価を受ける結果にもつながりかねないでしょう。

また「ページの読み込み速度を上げるために画像サイズを小さくする」といったユーザーへの配慮も、結果的に画像が見にくくなっては本末転倒です。Webサイトを閲覧するユーザーの立場で、画質や画像サイズの最適化に取り組みましょう。

4-3.画像の掲載位置にも気を付ける

画像の主な役割は、記事の内容を視覚的に保管することです。適切な枚数の画像を、関連するテキスト周辺などの最適な位置に掲載する必要があります。

関連のないテキストの近くに画像を載せると、ユーザーの離脱につながりやすいため注意しましょう。

適切な画像SEOを行い、検索流入増加・ユーザー体験向上を目指そう

画像SEOとは、検索エンジンが画像に含まれる情報を正しく認識・評価できるように最適化する施策のことです。画像SEOに取り組むことで、画像検索からのユーザーの流入増加や、ユーザー体験の向上が見込めます。ただし、最適化の方法を誤ると、期待通りの効果が得られないこともあるため、慎重に取り組むことが重要です。

Webosqueでは、BtoB向け・ローカル企業向けのコンサルティングやコンテンツ制作、サイト制作・リニューアルなどを手掛けています。画像SEOに関するご相談も承っており、検索流入の増加やユーザー体験の向上につながるご提案が可能です。

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