SEO内部対策とは?取り組むべき22項目の施策をわかりやすく解説

SEOで成果を出すには外部施策だけでなく、サイト内部を整えることが欠かせません。

本記事ではSEO内部対策の基本から具体的な施策まで22項目をわかりやすく解説し、検索順位やユーザー体験の向上につながる実践的なポイントを紹介します。

1.SEOにおける内部対策とは

SEOにおける内部対策とは、サイトやページの内容を検索ユーザー・検索エンジンに正しく伝え、ユーザーにとって使いやすく、検索エンジンにも内容を正しく理解・評価してもらうための施策です。具体的には、以下の施策が挙げられます。

  • サイト構造やHTMLの最適化
  • ユーザーにとって見やすく使いやすいデザインの工夫 など

施策対象や内容によってテクニカルSEOやオンページSEOとも呼ばれる内部対策は、検索結果で上位表示を目指すうえで不可欠です。

ここからは内部対策の目的や重要性、コンテンツSEOとの違いについて順番に見ていきましょう。

1-1.内部対策の目的

内部対策の目的は、検索ユーザーや検索エンジンにページ内容を正しく理解してもらい、適切に活用・評価される状態をつくることです。検索上位を獲得するにはまずクローラーに発見され、インデックスされる必要があります。

Googleは、「クロール→インデックス→ランキング」という3段階を経て、検索結果を決定します。適切な内部対策の実施により、以下が期待できるでしょう。

  • クローラーが巡回しやすくなる「クロールの最適化」
  • ページ内容を正確に内容を理解させる「インデックスの最適化」
  • 使いやすさを高め、適切な評価につなげる「UXの最適化」

最適な内部対策により検索エンジンからの流入、リード獲得や売上の増加が期待できます。内部対策の目的は、ユーザーファーストかつ検索エンジンフレンドリーな環境を整えることです。

1-2.内部対策が重要な理由

内部対策が重要な理由は、検索エンジンに正しく評価されるための土台を整える役割を担うためです。どれほど質の高いコンテンツを作成しても、クローラーがページを発見できなければ検索結果に表示されません。

実際に内部対策が不十分なサイトはインデックスされず、検索流入を失う大きなリスクを抱えています。さらに現在のGoogleはユーザー体験を重視するため、内部リンク設計やナビゲーション整理といったサイト全体の技術的要素が評価に関係します。

また外部リンクと違い内部対策は自社でコントロールできる領域であり、比較的アルゴリズムの変動に左右されにくい点がメリットです。さらに内部対策によってサイト構造や情報設計が整理されることで、内容が理解されやすくなり、結果として他サイトからの言及や引用を受けやすくなる可能性もあります。

なお、サイテーションは外部評価の一つと考えられています。サイテーションとは、他サイト上で自社名やサービス名などが言及・引用されることを指しますが、意図的に獲得をコントロールすることは難しい要素です。

だからこそ、自社で確実に行える内部対策を整えることが、SEOの土台を築くうえで、避けて通れない基盤施策といえるでしょう。

1-3.コンテンツSEOとの違い

内部対策とコンテンツSEOはいずれもWebサイト内で行う施策に分類されますが、その役割やアプローチは異なります

内部対策はWebサイトの構造や技術面を整え、検索エンジンが効率的にクロール・インデックスできる状態をつくることが重点です。たとえばサイトマップの最適化やHTMLタグの正しい設定が該当します。

一方でコンテンツSEOは、ページに掲載する情報そのものに価値をもたせる取り組みであり、ユーザーの検索意図に合った記事作成やキーワード活用が中心です。

つまり内部対策が「検索エンジンに理解されやすい基盤づくり」なら、コンテンツSEOは「ユーザーに有益な情報提供」の役割を担っています。この2つをバランスよく進めれば、SEOの成果を最大化できるでしょう。

2.ユーザー体験向上のための内部対策

SEO内部対策では、検索エンジンだけでなくユーザーにとって快適に利用できる環境を整えることが重要です。サイトの安全性や使いやすさを改善することで信頼性が高まり、滞在時間やリピート率の向上につながります。

ここからは、ユーザー体験を向上させる代表的な施策を解説します。

2-1.SSL化(HTTPS対応)する

SSL化(HTTPS対応)は、SEO対策において必須の施策です。SSL化とはWebサイトとユーザー間の通信を暗号化し、安全に情報をやり取りできるようにする仕組みです。

具体的には、URLが「https://」で始まるページが該当し、HTTPのままではブラウザに「安全でない」と警告が表示されます。SSL化が重要な理由は、個人情報や決済情報を保護するセキュリティ対策であると同時に、GoogleがHTTPSをランキング要因の一つとして明言しているためです。

たとえばSSL化されていないECサイトでは、ユーザーが安心して購入できず離脱の原因となりえます。一方でSSL化されたサイトはユーザーに安心感を与えやすく、結果としてE-E-A-Tにおける「Trustworthiness(信頼性)」の担保にもつながるでしょう。

参考:Google for Developers「ランキング シグナルとしての HTTPS

2-2.モバイルフレンドリーに対応する

モバイルフレンドリーも、内部対策の中で重要度が高い施策の一つです。モバイルフレンドリーとは、スマートフォンやタブレットなどあらゆる端末でWebサイトが見やすく使いやすい状態に最適化されていることを指します。

具体的にはレスポンシブデザインを採用し、画面サイズに合わせて表示を調整したり、タッチ操作に適したボタンを設置したりすることが挙げられます。

Googleは2015年にモバイルフレンドリーをランキング要因と公表し、2023年にはすべてのサイトを対象にモバイルファーストインデックスへの移行が完了しました。スマホユーザーが正常に閲覧できないサイトは、検索エンジンに正しく評価・インデックスされない可能性があります。

ユーザーがどの端末からでも快適に利用できる環境を整えることで、滞在時間やエンゲージメントの向上が期待でき、結果的にSEO評価にも良い影響を与えるでしょう。

2-3.ページスピードを改善する

ページスピードの改善も、内部対策として有効です。ページスピードとは、ユーザーがWebページを開いたときにコンテンツが表示されるまでの時間のことで、表示が遅ければ離脱率が上昇するなどのリスクがあります。

過去には、表示が3秒以上かかると離脱率が40%増えるというデータがGoogleから発表されたこともありました。

参考:Think With Google「New Industry Benchmarks for Mobile Page Speed

ページスピードの改善策は、以下のものが有効です。

  • 画像の圧縮
  • キャッシュの活用
  • 不要なJavaScriptの削除 など

改善によりユーザーがストレスなく利用できる環境が整い、検索エンジンも効率よくクロールできるようになるでしょう。

Googleが提供するPageSpeed Insightsでは、無料診断と推奨施策の確認ができます

ページスピードに不安があれば、一度調査してみることをおすすめします。

参考:web dev「PageSpeed Insights

2-4.404エラーページの設定をする

404エラーページの設定も、内部対策で必須の施策です。404エラーページとは、削除されたページやリンク切れ、URLの入力ミスなどで「ページが見つかりません」と表示されるページのことを指します。

デフォルトの表示だけではユーザーがすぐに離脱してしまうため、もったいない状況かもしれません。オリジナルの404ページを設け、TOPページや関連ページ・人気記事へのリンクを設置すればユーザーを他ページに誘導できる可能性があります。

また全体デザインと統一感をもたせれば、信頼性も損なわれません。実際に多くのサイトでは工夫を凝らした404ページを設置し、次のアクションを促しています。404エラーページはエラー発生時でもユーザー体験を維持、ないしは向上できる可能性すら秘めているのです。

3.クローラビリティ向上にもつながる内部対策

検索エンジンに正しく評価されるためには、クローラーがサイト内を効率よく巡回できるように整えることが欠かせません。クローラビリティが向上すればインデックスの精度が高まり、検索順位に良い影響を与える可能性があります。

SEOにおいて、ユーザー体験の向上は最重要であるものの、ユーザーに情報を届けるクローラーに適切に情報を受け取ってもらうことも大切です。

ユーザー体験にもつながるものがほとんどですが、ここからは、特にクローラビリティ向上につながる代表的な10の内部対策を解説します。

3-1.XMLサイトマップを設置する

クローラビリティの向上には、XMLサイトマップの設置が有効です。XMLサイトマップとは、サイト内の全ページをリスト化したXMLファイルで、検索エンジンにサイト構造やページ情報を伝える役割をもちます。

XMLサイトマップを設置すれば、新規ページや更新ページをクローラーが効率的に発見できるため、インデックス登録の精度を高められる点がメリットです。

特にページ数が多い大規模サイトや頻繁に更新があるサイトでは、XMLサイトマップがないと重要なページのクロールが漏れてしまう可能性があるでしょう。

URLや最終更新日、変更頻度などの情報を盛り込めば、クローラーにサイト全体をより正確に理解されやすくなります。

3-2.内部リンクを最適化する

内部リンクの最適化も、クローラビリティを向上するための対策で行いたい施策です。内部リンクとは、同一サイト内のページ同士を結びつけるリンクのことで、ユーザーとクローラー双方にとって重要な役割を果たします。

適切に設置された内部リンクはユーザーが関連情報へアクセスしやすくなり、回遊率や滞在時間の改善につながります。クローラーにとっても効率的に巡回できる環境をつくり、ページ同士の関連性を高められるでしょう。

最適化のポイントは、以下のとおりです。

  • ユーザーが活用しやすい関連ページを紹介する
  • アンカーテキストにコンテンツを示す適切なキーワードを含める
  • ユーザーの利便性が高まるようであれば相互リンクにする

ポイントを押さえれば情報の流れがスムーズになり、サイト全体の評価が底上げされます。

3-3.ディレクトリ階層(構造)を見直す

クローラビリティ向上の施策には、ディレクトリ階層の見直しも重要です。ディレクトリ階層とはWebサイトのフォルダ構造を示すもので、ルートディレクトリからサブディレクトリへと展開される形でページが格納されます。

階層が深くなりすぎると検索エンジンが重要なページを見つけにくくなり、クロール漏れを起こす可能性も否定できません。特に大規模サイトでは注意が必要で、不要な階層を整理しシンプルな構造にすることが求められます。

理想は3クリック以内で目的のページに到達できる設計で、ユーザーにとっても迷わず目的情報にアクセスできる状態が望ましいです。整理された階層はUXの向上だけでなく、クローラーの効率を高め、SEO評価の向上にもつながります。

3-4.パンくずリストを作成する

パンくずリストの作成も、内部対策において重要です。パンくずリストとは、ユーザーが今どの階層にいるのかを示すナビゲーション要素であり、ディレクトリ構造を視覚的に伝える役割をもちます。

パンくずリストがあれば、ユーザーは迷わず前の階層に戻ることができ、利便性が大きく向上します。さらに検索エンジンに対してもサイトの階層構造を正しく伝えられるため、クローラビリティ改善にも有効です。

またパンくずリストを構造化マークアップで設定すれば、検索結果にリッチスニペットとして表示され、クリック率(CTR)の向上も期待できます。たとえば「ホーム > カテゴリ > 記事タイトル」といった形式を導入すれば、ユーザーは現在位置を把握しやすくなります。

3-5.robots.txtを設定する

robots.txtの設定も、内部対策で行ってほしい施策です。robots.txtとは、検索エンジンのクローラーに対して「このページはクロールして良い/してはいけない」と指示できるテキストファイルです。

robots.txtを設定すれば、会員専用ページやショッピングカート、システム的に生成される重複ページなど、インデックス不要な部分を巡回させず、重要なコンテンツへクロールリソースを集められます。

たとえば管理画面やテスト用ページをブロックすれば、検索結果に不必要なページが出るのを防げます。ただし、誤って重要ページを制御してしまうとSEO評価に悪影響を与えるため、設定後は必ずテストして意図どおりに動作しているか確認することが必要です。

3-6.構造化マークアップを適用する

クローラビリティの向上には、構造化マークアップも適用しましょう。構造化マークアップとは、検索エンジンにページ内容をより詳細に伝えるためのコードを追加する仕組みで、「ここは会社名」「ここは著者名」といった情報を正確に伝えられます。

構造化マークアップにより検索エンジンはページを深く理解でき、検索結果でリッチスニペットとして表示される可能性が高まります。たとえばレシピなら調理時間やレビュー評価、商品ページなら価格や在庫情報を検索結果に反映可能です。

またユーザーにとって有益な情報が一目でわかるようになるため、クリック率(CTR)の向上も期待できます。

構造化マークアップはクローラビリティを改善するだけでなく、検索結果上での視認性を高め、SEOパフォーマンスを強化する効果的な施策といえるでしょう。

3-7.検索対象外のページはnoindexにする

検索対象外のページをnoindexにしておくことも重要です。noindexとは、HTMLのmetaタグやHTTPレスポンスヘッダーを用いて「このページをインデックスさせない」と検索エンジンに指示する仕組みです。

noindexを設定すれば、以下のような検索結果に表示する必要のないページや検索流入の優先度が低いページをインデックス対象から除外できます。

  • プライバシーポリシー
  • 利用規約
  • 資料ダウンロードページ(※不要な場合のみ)
  • サイト内検索結果 など

もし低品質コンテンツや重複ページがインデックスされてしまえば、サイト全体の評価に影響を及ぼす恐れがあります。noindexを適切に活用することで、検索結果に表示すべきページを整理でき、インデックス品質の維持につながります。

3-8.リンク切れがないか確認する

リンク切れのものがないかの確認も、ユーザー体験およびクローラビリティの向上に重要です。リンク切れとは削除されたページや変更されたURLにアクセスができず、エラーページへ誘導されてしまう状態を指します。

リンク切れを放置してしまうと、ユーザー体験を大きく損なうだけでなく、クローラーがサイト内を正しく巡回できなくなる恐れがあるため注意が必要です。たとえば古い製品ページや外部サイトへの参照リンクが無効になっている場合、訪問者は目的の情報にたどり着けず離脱につながりやすくなります。

リンク切れを防ぐために定期的にサイト全体をクロールして検出し、修正・更新することが不可欠です。新しいリンク先を設定したり、不要なリンクを削除したりすれば健全性を保てます。

リンク切れのないサイトはユーザーにとって安心して利用でき、SEOにおける信頼性も維持できるでしょう。

3-9.サイトの更新頻度を上げる

サイトの更新頻度を上げることも重要です。更新頻度はWebサイトに新しい記事や情報をどれだけ定期的に追加・修正しているかを示すもので、サイトが発信する情報には寄りますが、多くのケースでユーザーも検索エンジンも鮮度が高いコンテンツを好みます。

サイトの更新が滞ってしまえば情報が古くなり、SEOの評価も低下する恐れがあります。たとえば業界ニュースやブログ記事を定期的に投稿すれば、クロール頻度が上がり、検索順位改善につながるでしょう。

また既存記事のリライトも有効で、コンテンツによっては最新情報の追加だけで即効性のある効果を得ることも可能です。

重要なのは「量」ではなく「質」であり、高品質な情報を継続的に提供することが評価を高めるカギといえるでしょう。

3-10 .低品質のページを改善しコンテンツ品質を高める

低品質のページの改善を行い、サイト全体のコンテンツ品質を高めることも重要です。低品質のページとは例えば以下のようなものを指します。

  • 誤情報が含まれている
  • 情報が薄い
  • 独自性がない
  • 広告過多 など

低品質や誤情報として挙げられる要素を放置すると、Webサイト全体の評価を下げる要因になりかねません。よくある改善策としては、まず古い記事を最新情報に更新することです。

さらに独自の調査データや事例を盛り込み、他サイトにはない価値を提供することが重要です。出典や参考文献を明示すれば信頼性(Trustworthiness)の観点からも評価されやすくなることが期待できます。

検索エンジンにインデックスされるコンテンツの品質を継続的に高めることで、SEO評価だけでなく、ユーザー満足度の向上にもつながるでしょう。

4.インデックス促進のための内部対策

検索流入を最大化するためには、良質なコンテンツを用意するだけでなく、検索エンジンに素早く正確に取り込ませる内部対策が不可欠です。ここからは、クロール後のインデックス促進を高める施策を整理します。

順番に見ていきましょう。

4-1.ページネーションを実装する

インデックス促進のための内部対策として挙げられるのは、ページネーションの実装です。ページネーションとは情報量の多い一覧や長文記事を複数ページに分割し、1・2・3…と段階的に導く仕組みを指します。

分割しないと、無限スクロールや長すぎるページは表示負荷が高く、必要情報に辿り着きにくくなるためです。

数字リンクで明確に区切り、関連タグ(適切なマークアップ)で分割記事を一つのコンテンツとして理解させれば、クロール効率とインデックス精度が向上します。特にメディアやEC、不動産などの一覧型サイトでは、読み込み速度と可読性の両面で効果的です。

4-2.W3Cのガイドラインに沿ってコーディングをする

W3CとはWeb技術の標準化団体で、ガイドラインに沿ったコーディングにより、検索エンジンがHTMLを正しく解釈しやすくなります。

以下のようなセマンティックHTMLを用い、構造と意味を明示すれば、機械の可読性が高まり、インデックスの誤解を防げます。

  • <article>
  • <nav>
  • <footer>

軽微な記述ミスは減点対象ではないものの、目的と異なるタグ乱用は理解を阻害してしまう可能性も否定できません。アクセシビリティ対応やレスポンシブ実装も含め、記法エラーを排除し、意味づけされた構造で検索アルゴリズムに内容を正しく伝えましょう。

4-3.Google Search Consoleでインデックス登録をリクエストする

Google Search ConsoleのURL検査ツールからインデックス登録のリクエストをすることも、内部対策として有効です。

URL検査とはGoogle Search Consoleで特定のページのクロール・インデックス状況を確認し、必要に応じてインデックス登録をリクエストできる機能を指します。新規公開や重要更新、キャンペーンページなどは待機せず即時に通知できるため、効果的です。

インデックス登録のリクエストによりクロール誘発と反映スピードを高め、検索結果への掲載を促進できます。カバレッジエラーの把握やレンダリング確認も併用し、技術的阻害要因を早期に解消しましょう。

4-4.画像にalt属性をつける

画像へのalt属性の付与も重要です。alt属性とは、画像の内容をテキストで代替説明し、画像が表示されないユーザーや検索エンジンに意図を伝える仕組みを指します。

クローラーは画像を完全解釈できないため、製品名や特徴、意図を簡潔に記述すれば、関連性理解と画像検索の評価を高められます。

さらにwidth/height指定してレイアウトシフトを抑え、表示速度の改善も行いましょう。figure+figcaptionで意味づけすれば、ユーザビリティとテーマ一貫性の強化にもつながります。

4-5.重複コンテンツをなくす

重複排除も、インデックス促進のための内部対策として重要です。重複コンテンツとは、異なるURLで同一・類似内容が並立し、評価が分散してしまう状態を指します。

意図しない重複コンテンツが発生するよくある原因は、以下のとおりです。

  • http/https
  • wwwの有無
  • 末尾スラッシュ
  • index.htmlの有無
  • パラメータ違い など

対策は<link rel=”canonical”>で正規URLを明示することで、絶対URLでhead内に記述し、1ページ1正規先を守ることです。

記事統合や重複メタ(title/description)の解消も併用し、検索エンジンに「どれを評価すべきか」を伝えることが重要です。

4-6.タイトルにキーワードを含めてタグを適切に設置する

タイトルにキーワードを入れてタグを適切に設置することも、コンテンツ品質とインデックス促進の両面で重要です。タイトルタグを設定することで、上位表示された際に検索結果上でもタイトルとして表示されやすくなります。

主要キーワードを自然な文脈で含め、ページ内容を正確に要約しつつクリックしたくなる価値提案を盛り込みます。長すぎると省略や書き換えの可能性があるため、要点を前半にすることを意識しましょう。

タイトルは順位だけでなくCTRにも直結するため、定期的なABテストで改善を測ることが重要です。

4-7.メタディスクリプションを記載する

インデックス促進の内部対策として、メタディスクリプションの記載も忘れてはいけません。メタディスクリプションとは、検索結果上のタイトル下に表示される要約文(必ず表示されるとは限らない)のことです。

検索意図に合致するキーワードを含めつつ、得られるベネフィットや結論、行動喚起(CTA)を簡潔に示すことでCTRを向上させます。メタディスクリプションの目安は100文字程度で、ページ固有の魅力を具体的に表現するように心掛けましょう。

メタディスクリプションはSEO評価に直結はしないものの、クリック率や流入後の期待値に関わるため、間接的に影響を及ぼす可能性があります。特に検索結果で上位表示される見込みが高いページは、積極的に設定しておくことをおすすめします。

4-8.見出しタグを最適化する

最後に挙げるインデックス促進の内部対策は、見出しタグの最適化です。見出しタグとは、h1を頂点にh2→h3…で内容階層と重要度を示すマークアップを指します。

h1には主題と主要キーワードを自然に含め、以下は論理構造に沿ってセクションを分解しましょう。ユーザーに必要な情報設計を優先した結果としてキーワードが含まれる状態が理想です。

テンプレ文の直後からh1で本題を開始すると、開始位置が明確になります。タグの順序破綻や重複h1は避け、テール語句は下位見出しで補完してテーマ性を強化することが重要です。

5.避けるべき内部対策

SEOでは正しい内部対策が効果を生みますが、検索エンジンのガイドラインに違反する行為は逆効果となり、順位低下やペナルティの対象になりかねません。

過去に有効とされた手法でも現在では不正とみなされるものがあり、知らないうちにリスクを抱えてしまうケースもあります。ここからは、特に注意すべき代表的なNG施策を解説します。

5-1.隠しリンクと隠しテキスト

隠しリンクや隠しテキストを使うことは、避けましょう。隠しリンク・隠しテキストとは、ユーザーには見えない状態でキーワードやリンクを設置し、クローラーにだけ認識させる手法を指します。

たとえば白背景に白文字でテキストを配置したり、CSSで画面外に移動させたりするケースが典型です。過去には順位操作のために多用されていましたが、現在の検索エンジンは精度が高く、不正と判断されます。

隠しリンクや隠しテキストは、スパム施策として検索順位の大幅な下落やインデックス削除といったペナルティにつながるおそれがあります。意図的でなくともデザイン上の設定ミスで隠しテキストとみなされる場合もあるため、実装や更新時には注意が必要です。

5-2.クローキング

クローキングの実施は、内部対策で避けるべきです。クローキングとは、検索エンジンのクローラーと実際のユーザーに異なるコンテンツを表示し、意図的に検索順位を操作する手法を指します。

たとえばクローラーにはテキスト中心のページを見せ、ユーザーには画像やFlashを多用した別内容のページを見せるといったものです。この行為はGoogleのガイドライン違反であり、深刻な場合は検索結果からの除外という重大なペナルティを受けます。

実際にドイツBMWの公式サイトが過去にクローキングを行い、検索結果から一時的に排除された事例もあります。またユーザーエージェントやIPアドレスによる表示切り替えが意図せずクローキング扱いになることもあるため、設計時には十分注意が必要です。

透明性を確保し、同じ情報をクローラーとユーザー双方に提供することが、正しいSEOの基本です。

6.サイト内の内部対策を適切に実施しよう

内部対策は検索エンジンに正しく理解されるための基盤であり、ユーザーに快適な体験を提供するための重要な施策です。

SSL化や、モバイル対応などのユーザー体験の向上施策だけではありません。XMLサイトマップや内部リンク最適化によるクローラビリティ改善、重複コンテンツ対策やタイトル・メタディスクリプションの最適化などのインデックス精度向上までを整える必要があります。

サイトの内部対策を正しく実施すれば、検索順位の安定と集客効果の最大化につながります。もしSEO内部対策やサイト運用についてお悩みがあれば、専門的な支援を受けることも有効です。

株式会社Webosqueにて、最適なSEO戦略をご提案いたします。お悩みや課題を抱えている方は、ぜひ一度ご相談ください。